中筋遺跡

ナカスジイセキ

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渋川・伊香保・草津・吾妻/その他

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 この遺跡は、6世紀初頭の榛名山の噴火によって火山灰が降下し、その後の火砕流に襲われて埋没・焼亡した古墳時代集落遺跡です。火山灰に続いて火砕流で一瞬にして埋没したため、通常の遺跡では発見されることのない、当時の地表面がそのまま残っていて、多くの新知見を得ることができました。 また、竪穴住居や平地式建物の建築部材は、吹き飛ばされながらもかなりの部材が炭となって残り、各種建物の上屋構造を復元する資料となりました。竪穴住居の屋根組は垂木を地面に下ろし、垂木尻には土を土手状に乗せ、屋根の草葺きの表面には土をかぶせていたこともわかりました。 竪穴住居や平地式建物、畠跡、垣根、祭祀跡(さいしあと)などが、被災直後の状態を彷彿(ほうふつ)とさせる状態で発見され、当時の人々の暮らしを解明するための大きな手がかりを与えてくれました。子持地区の黒井峯遺跡とともに、古墳時代の集落に対するイメージを大きく塗り替ることになった遺跡です。

基本情報

中筋遺跡

ナカスジイセキ

群馬県渋川市行幸田796ほか

0279-52-2102

アクセス

(1)渋川駅からバスで15分

営業時間

見学時間:9:00~16:30 休業日:月 祝祭日を除く。ほか祝祭日の翌日、年末年始(12/28~1/4)

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