金沢に行くと近江町市場を偵察に行くのですがこんな素敵なお店ができていたので、当然ですが滞在中に行かない訳にはいきません!基本イートインはスタンディングのみでオープンして間もないようでしたのでまだ胡蝶蘭が並んでました。メニューはこんな感じで、すげーPOP映えしてる800円〜の画像はえっ?これで800円?あれっ?と思いましたがよく見ると1500円のBLTエッグ。能登牛だけでなく、カニ、エビ、のどくろのフィッシュ系バーガーなんかもあったりします。当然ですがオーダーはベーコンチーズに。セットにするとプラス400円でドリンクとサイドが選べます。見事な焼印とふりかけられた粉チーズ、ベーコンの上の大葉が見た目のインパクトと味のアクセントになってます。能登牛100%のパティで800円〜の価格も驚異的。なのでパティは100gあるのかなぁぐらいのイメージで、ミディアムサイズとありましたがそれよりもスリムでコンパクトなサイズ感です。かぶりつくと能登牛のパティはウェルダンでスパイシー、肉感がしっかりとあって脂感や、肉汁感はなくドライで細マッチョなパティです。お値段的にはグルメバーガーですがサイズ感と出来上がりはパン屋さんや違う業態の飲食店が新しいメニュー始めましたと胸を張って出している自慢のハンバーガーって感じです。運営会社さんは他の飲食業態をやってらっしゃるそうですが、OMICHOのアルファベットをモチーフにしたアイコニックなロゴマーク、店舗やユニフォーム、インスタにアップするといただけるステッカーや、ポテトのケース、バーガー袋、券売機でリスクヘッジ、どんなアルバイトでも商品を平準化できると思われるオペレーション等、まるで大手のような運営ととにかく店の作り込みが半端ないなぁって、思いました。グルメバーガーを食べたい!ってお客さんより、当然ですがターゲットユーザーは近江町市場に来た観光客でこれを食べても他のお店でまだ食べられる配慮と能登牛を使い映えるトレンドをリスペクトした情報が美味しく感じるバーガーを発信したいんだろうなぁと強く感じました。久しぶりにこんなに基本に忠実で平和で優しい、わかりやすくて明確で、オーセンティックでアグレッシブ、おまけに街の活性化まで考慮したバーガーでした。