蓬莱園(ほうらいえん)

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中津・宇佐・日田/歴史的建造物

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蓬莱観は、明治15年に建築された劇場で、当代きっての歌舞伎役者や有名役者が公演を行い、近隣や県外から多くの観客が訪れ賑わいを見せていました。戦時中の強制疎開により建物の取り壊しにあいましたが、戦後まもなく、この場所に日本庭園が整備され、現在は四季折々にその姿を変える風光明媚な場所となっています。庭園には桜の木が多く、中でも楊貴妃という江戸彼岸桜は、春には華麗な花を咲かせ、散った花びらが庭園中をピンク色に染め、まるで花びらの絨毯を敷いたような、得も言われぬ景色に魅了されます。また、新緑や紅葉の時期には、庭園の木々が美しく彩り、多くの観光客が訪れています。 庭園の中には「ギャラリー茶論・蓬莱観」があり、劇場だった頃、使用されていた引き戸やケヤキの1枚戸、歌手の東海林太郎が訪れた際に使用したピアノが残されており、往時を偲ばせています。建物の中からは、座ったまま目の高さで桜を眺めることができ、アンティークなガラス戸を通して見える景色は屏風絵のようです。外から見ると「絵画」として、中から見ると「美術」として、同じ景色を2度楽しむことができます。また、茶道の師範であるオーナーの点てる抹茶や、こだわりのビーフカレーを味わうことができ、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。

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基本情報

蓬莱園(ほうらいえん)

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大分県中津市三ノ丁1280

0979-22-0538

アクセス

(1)宇佐I.Cから35分 JR中津駅から15分

営業時間

休業日:毎週火曜日・水曜日、年末(但し、桜の開花時期、ゴールデンウィーク、正月3が日は定休日であっても開園しています。)

特徴・関連情報

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