北ノ俣岳

ここは、北アルプスのテラス。 峻険な北アルプスの一員でありながら、高原風のおおらかな山容をしています。2km以上ある高層湿原帯、無数の池塘群を縫って歩く登山道は、変化に富み、私たちを楽しませてくれます。6～8月にかけては、亜高山、高山の花が咲き誇ります。山と花を愛した戯曲家・田中澄江氏の著書「新・花の百名山」にも選定されています。山頂近くになると、剱岳、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳などの大パノラマが広がり、山頂からは笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽、白山などの山々、そして富山平野、日本海までも見渡せます。 ※飛越新道登山道について(通行注意)大規模林道飛越トンネル脇の登山口から北ノ俣避難小屋付近までの樹林帯区間で、風害による倒木が多数ありますが通行に支障がない程度に処理しています。しかし、天候等により新たな倒木が発生する可能性もありますので、十分に注意していただくとともに通常より時間を要することを考慮し、時間に余裕を持った登山計画をお願いします。 ※神岡新道登山道について(通行困難)神岡町打保地区の登山口から飛越新道登山道出合いまでの区間は、登山道上に倒木があったりするなど通行困難です。ご利用はお止めください。(2021.7更新) ※『北ノ俣避難小屋』について(使用休止)建物の基礎部分が老朽化により破損し建物の傾きが大きくなっており危険なため、通常の宿泊・休憩での使用は休止しております。周辺の山小屋利用やテントの持参等、登山計画を立てられる際には十分ご注意ください。建物の周辺状況は「資料を見る」に掲載しています。避難小屋の復旧予定は未定です。