岡山県笠岡諸島白石島の「開龍寺」です。狭い路地のうにょっとした道を抜けると、山門から奥の院まで細長くまっすぐ続くこの寺院に到着します。白石島の山歩きのチェックポイント的にもなっています。開龍寺⇒はと岩⇒高山展望台⇒開龍寺のコースを歩いて奥の院に戻ってきました。この奥の院が見どころです。お堂の上には巨岩。岩に押しつぶされそうにも見え、インパクトあります。近づいてみると、横穴っぽくなっていました。奇岩巨岩いっぱいの白石島のらしいものです。で、こんなところにお堂を建てたのはなぜかというと、まさにこの場所で空海が修行をした場所だといういわれがあるから。お堂の脇から奥を覗くと『お大師様のお水』が湧いていました。さらにびっくりなのは、東南アジアなどでみかけるパゴダのでっかいやつがあります。タイの寺院から分けてもらった仏舎利が納められているという仏塔です。思った以上に見るところいろいろでした。早朝から地元の人たちが清掃していたのも頭が下がる思いです。