大浜唐船番所跡(大浜地区)

オオハマカラフネバンショアト

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松島・塩釜・南三陸/文化史跡・遺跡

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仙台藩が外国船見張の番所としてもうけた跡。嵯峨渓の絶壁上にあって牡鹿半島や金華山、網地、田代の両島を一望に眺めることができる。大浜地区で最も高い標高76.6m、嵯峨渓の断崖絶壁番ヶ森に位置する。仙台藩は寛永16年(1639年)江戸幕府の鎖国令により、石巻方面の全体が見渡せることから、ここに外国船の監視所を設置した。他にも気仙郡八ヶ森、本吉郡白浜、牡鹿郡鮎川、亘理群磯浜にも設置されている。黒船を発見したときの通報は昼は発煙信号、夜は火光信号や早馬、村の半鐘や寺の梵鐘太鼓をもってリレーすることとなっていた。唐船番所は明治2年(1869年)1月に太政官布告によって廃止され、同月に大浜番所の締役。大阪民記(当時30才)が番所のしたにある嵯峨渓の凌雲崖下の海に投身自殺した。今では景勝地となり、投身した湾を地元では「ダンポジロ」と呼んでいる。これは武士に対して村が「ダンポさま」と云い、死んだところを意味する。昭和43年、文化財保護委員・故三原良吉氏の指導によりここに碑が建てられ、永遠に保存されることになった。

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基本情報

大浜唐船番所跡(大浜地区)

オオハマカラフネバンショアト

宮城県東松島市宮戸字大室

0225-88-2611

アクセス

(1)仙石線野蒜駅から車で15分(徒歩15分) (2)三陸自動車道鳴瀬奥松島ICから車で20分

特徴・関連情報

備考

その他:建築時代:1646年 駐車場(普通車20台)

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