青砂ヶ浦天守堂は五島列島の中通島(新上五島町)にあります。1910年建立。赤いレンガの外壁に瓦葺きの屋根という重層屋根構造の平屋建てです。当時、信徒が佐世保からのレンガを運んで奉仕したそうです。リブ・ヴォールトという、コウモリ天井と言われる造りの天井がとても優美です。鉄川與助という、教会造りの名人による建築で、100年前に、こんな建築が日本人によって作られたとは、驚き!(ちなみに、妖精みたいな江上天守堂も鉄川氏作)国の重要文化財に指定されています。白いマリア様のせいかな?堂々として、風格がありながら優しさを感じます。