金沢城三十間長屋入場無料の施設です。入口でおじさんが「なんもないとこやし、期待せんといてね」と金沢弁丸出しで言ってましたが、期待しない分2階から外を見ると市内や日本海も見えてそれなりに満足しました。以下ネットからです。日本のお城では、倉庫と防壁を兼ねた細長い建物を「多聞櫓(たもんやぐら)」と言いますが、金沢城ではそれを「長屋(ながや)」と呼びます。三十間長屋はその長さから名付けられました。元々この場所には、江戸時代初期に櫓を持つ三十間長屋が建てられていましたが、1759年に焼失し、しばらくは石の土台だけが残されていました。現在残るこの長屋は、幕末の1858年に再建されたものです。長さは三十間よりも若干短い、26.5間(48.2m)となっています。建物は高い石垣の上の縁に立っており、入り口は天守の方に向いていますが、そちらは実は裏側で、石垣側の表側が、城下に睨みを効かせていました。本丸附段にある2層2階の多聞櫓で、石川門と同様に重要文化財に指定されています。安政5年(1858)の築で、現在の長さは26間半です。南面は入母屋造りですが、北面は土台の石組よりも外壁がさがっており、切妻造りです。