岡山県立博物館で三鳥毛を観た後に感動覚めやらぬ内に訪れました。この日は、全国から赤羽刀を集めて展示されていました。話に聞いたことはありますが、一度にこれだけの数を観たのは初めてでした。軍刀だけでは無く、美術品から家宝まで進駐軍に接収された刀たち、持ち主が分からずいまだ返却されていないものもあるそうです。当時、きっと貴重な刀が沢山失われたのでしょうね。刀に関わる職人さんたちが、それぞれの技を披露されていました。刀の展示の他に、日にちによっては、刀鍛冶の実演や、刀の鞘や柄などを作るところを見ることが出来ます。地元ではそこそこ有名な観光スポットのようでした。刀鍛冶の行われる日に行ったので外国人観光客も多かったです。刀鍛冶の見学は人がいっぱいでした。作業は数時間行いますので、根気よく待つ時間があれば前の方で見ることが出来ます。夏場はかなり炉の熱で暑いです。他の作成作業は、職人さんによって説明を沢山してくれたり、全くしてれなかったりです。作業がのってくると職人さんも集中するため説明は出来なくなってしまうし、休憩を挟んだりなので、人は居ても作業が見れなかったりもします。とはいえ刀を作る職人さんの作業を、一ヶ所でまとめて見ることが出来るというのは、他の資料館でもなかなか無いので、興味のある方には是非訪れて欲しいです。