康平寺

コウヘイテラ

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菊池・山鹿・玉名/その他

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康平寺は後冷泉天皇の康平元年(1058)に、真堂浦(現在の霜野地区)に建立された天台宗の山岳密教寺院です。「肥後国誌」によると「康平元年の創建ゆえに康平寺と名付けられ、四方の谷に四つの法塔と九十九院があり、四明が岳の頂に鐘楼をもち、一山の宗が本堂に集まり読経勤行し、多くの寺領を有した」とあることから、天台宗の一大山岳寺院であったと言われています。本堂(本尊を安置している所)や講堂(主に講義や説教を行う所)、庫裡(寺の事務所)など、真堂浦にはたくさんの建物がありました。康平寺がある地区は、昔は霜野村と呼ばれており、康平寺の領地だった時代もありました。そのため、霜野村のあちこちに九十九院(僧侶の住まい)がありました。さらには、真堂浦の本堂から、東西南北に2キロずつ離れて、4つの法塔(康平寺の付属の寺)があり、現在残っているのは、北谷の長福寺だけです。康平寺では、たくさんの僧侶が山岳修行と学問と祈祷を行っていたと言われています。康平寺は平安時代の後半に建てられましたが、一番栄えたのは鎌倉時代の後半で、現在残っている「千手千眼観音菩薩」や「二十八部衆像」は、鎌倉時代に作られたものです。また、康平寺は撮影スポットとしても人気です。イチョウが黄葉する時期になると県内外から多くのカメラマンで賑わいます。谷あいの地形となるため黄葉が始まる時期が他の場所に比べて遅く、例年おおむね11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。

口コミ

  • festive_garden_7486

    festive_garden_7486

    銀杏が紅葉で輝く時期の早朝が良い。

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  • まっちゃん

    まっちゃん

    銀杏寺 銀杏の葉が敷き詰められた黄色の絨毯

    投稿画像

基本情報

康平寺

コウヘイテラ

熊本県山鹿市鹿央町霜野1870-2

0968-43-1579

アクセス

(1)九州自動車道菊水ICから車で40分

営業時間

見学:日火水木金土 9:00~16:00

特徴・関連情報

備考

文化財:都道府県指定重要文化財、木造千手観音像、28部衆像、木造菩薩立像 創建年代 :平安時代1058年

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