長崎の外海地区の特徴的な石垣です!ド・ロ壁といいます!泥じゃないよ!ここらは標高400メートルの山地にあります。そして山は主に結晶片岩というガラス質の石で成っており、外海の急斜面の平地利用のために、あちこち石垣の塀を作って畑作や住居用の平地を作らなければなりません。そのため、江戸時代から石で塀を作ってたんですが、そのやり方がぜい弱だということで、出津教会のド・ロ神父か考案したのがこのド・ロ壁。地域の結晶片岩をヨーロッパの技術で、赤土に石灰を混ぜた接着剤を考えて組み上げています。強固な壁は現代でも風化せず地域を支えています。全ては外海の生活の質向上のために努力した神父の遺産。神父の仕事が今もあちこちに見られる外海地区です。※アクセスは長崎駅から車かまたはバス利用で70分