小さな湿地で、普段はあまり見かけない植物も多く、独特の生態系をつくっています。巨人サイズの箱庭のよう。春先のミツガシワの時期や、夏のサギソウの時期がおすすめです。天気の良い平日に行きまして、人がいないので「穴場!」と浮かれました。看板も目立たないし、好きな人がフラッと立ち寄る場所…という感じがします。5月23日に訪問したため少々オフシーズン気味だったかもしれませんが、ちょっと他では見ない色の「つつじ」が咲き、珍しい植物や珍しい昆虫類も。出口では野生の雉も見かけました。奥の池では蓮が咲き始めていて、運転しっぱなしで疲れた身をリフレッシュさせるのにちょうどいい遊歩道の距離で、目にも体にも申し分なく、空気の美しさも含めて大変気持ちの良い場所でした。天然の湿地帯はあまり多くないでしょうから、これからもこの貴重な自然を大事に守っていただきたいなと思います。