戊辰戦争最期の地、函館五稜郭。五角の星型の洋風城郭建築の美しさであまりにも有名です。しかし実は、五稜郭から離れること数キロのところになんと、四稜郭なんてものがあるのです!私も地図でたまたま見つけたときは、何かの冗談かと思いました。決して二番煎じを狙ったパチモンではなく、こちらもちゃんと史跡です。戊辰戦争の際の幕府軍の砦として使われたものです。話のタネに、五稜郭にお越しの際はちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。その名の通り四角形です。正確には、ちょうちょのような形です。最大の弱点は、五稜郭のような上から見るタワーがないので、四角形であることを確認するすべがないことです。ナスカの地上絵も地上にいたらナスカの地上です。ここは想像力で補いましょう。