「板谷波山の企画展」_茨城県陶芸美術館_笠間市@2023/01水戸市内からドライブで笠間市へ向かいます。昨年、生誕150年の板谷波山の企画展が国内を巡回展示をされていて、当月は郷里の茨城県での展示が行われる「茨城県陶芸美術館」を初訪。同美術館は長閑な丘陵地帯を切り開いた、笠間芸術の森公園にあります。波山の作風は初期のアール・ヌーヴォーの表現を取り入れたものから、マットな質感が特徴的な葆光彩磁や、青磁や白磁など多岐にわたります。超密で繊細な彫りと豊かな彩色への強い信念、拘りを感じさせる名品の数々が展示されていました。860円の観覧料とは何とも良心的で、館内併設のショップで思わず『板谷波山の陶芸』(2,500円)を購入してしまいました(笑)帰宅してこの図録を精読たのですが、同氏の91年の生涯と作品の素晴らしをあらためて知ることになりました。笠間芸術の森公園には陶芸の窯、様々なオブジェなども点在し、長閑な里山を一望できる場所はおすすめできます☺️2023/01/20小寒雉始薙(きじはじめてなく)cu