幻の大寺と言われるこの傳乗寺はかつて36もの坊を持っていたとされます。その傳乗寺の大堂には国の重要文化財指定の9体の仏様が安置されていました。今はその大堂の老朽化のためか9体の仏像はすぐ横に作られた会館に安置保存されていました。平安時代から見守って来てくださった仏様は色の退色も余り感じられずとても大きくて立派なものでした。素晴らしい❣️と声を出した程です。それらの仏様は撮影不可でしたので、大堂にかつての安置されていた場所に写真がありましたので、それを投稿します。1.2.枚目阿吽の像の奥に菊の御紋が見えますが、この国東地方は神仏融合の文化が根付いてきた証ですね。宇佐八幡宮の八幡様と天台宗の古代仏教が融合してきたのですね。今も宇佐八幡宮では、そういった儀式が執り行われています。阿吽像の後ろの写真が現在も残る木造の重要文化財の仏様たちです。御本尊の極楽へ導いて下さる阿弥陀如来坐像と四天王像の5体不動明王像と二童子の3体大威徳明王像1体の計9体です。感想ですが、阿弥陀様はとても厳かで滋悲深いお顔に見え不動明王立像は圧巻でした。😊木造不動明王像としては日本一の大きさとか背中に背負っておられる迦楼羅焔(カルラエン)がとても立派で、きっと極楽浄土への道を守って貰えそうなそんな感じを受けました。😊大威徳明王像は6面六臂6足の仏様で、神の使いの白い水牛に乗っておられ国東の仏教文化の象徴とも言われる仏様のようです。私にはよく分かりませんが、とても立派だったと言う事位しか伝えられず、無知を恥じていますが、詳しくお知りになりたい方はググってみてくださいね。この真木大堂の法要は富貴寺の和尚様がしておられるようです。最後の7.8.9.10枚目はその日私を迎えてくれたカエルさんたちです。ピクリとも動かないので置き物かしらと、手を出したらピョンと前へ。直ぐに謝りました。そして、ありがとねと挨拶してきました。😅