大津市街から南西約4kmにある周囲約5kmに広がる湖です。海水が混じる汽水湖で、太平洋と幅の狭い砂丘で隔てられています。湖の砂丘一帯の植物群は、北海道の天然記念物に指定されており、春から初秋にかけてハマナス、エゾカンゾウ、ムシャリンドウ、センダイハギなどの美しい花が咲き競います。また、太平洋を眺めながらのキャンプもオススメ。バンガローも設置されています。特に毎年7月下旬から8月中旬が見ごろで、大勢の観光客でにぎわっています。夏の間だけオープンする海水浴場的なキャンプ場である。海水浴と言っても海の方は遊泳禁止なので、水に入るのは長節湖の方になる。ここではシジミが採れるので、湖に入っている人達の目的は泳ぐことではなくシジミ採りのようだ。足で湖底を探って採るので、普通の潮干狩りよりは効率が悪そうである。テントは、湖畔の草地か駐車場横の広大な芝生広場に張るようになる。駐車場はとても広く、その近くにテントを張れば荷物運びには苦労しないし、セミオートキャンプ的な利用も可能だ。駐車場挟んだ海側には4棟のバンガローがあり、目の前に太平洋が広がる素晴らしいロケーションを楽しめる。このバンガローに2000円で宿泊できるのだから利用価値は高い。トイレと炊事場は同じ建物の中にあり、炊事場と言うよりは海水浴場の手洗い場といった感じである。テントサイトからはかなり遠く、利用しづらい。ここでのキャンプは、夏の海水浴として割り切って利用するのが良さそうだ。キャンプ場まで来る間の長節湖と太平洋に挟まれた砂丘部分は、北海道の天然記念物に指定されている植物群落が広がり、春から初秋にかけて沢山の花が咲き乱れる。