本郷キャンパスは江戸時代、加賀藩主前田家の上屋敷でその遺構として赤門と三四郎池が残っています。赤門の正式名称は「旧加賀屋敷御守殿門」、国の重要文化財に指定されています。1827年11代将軍徳川家斉の娘、溶姫が前田斉泰に嫁入りしたとき前田家が造ったもので、朱の門扉は鮮やかで圧倒される美しさがありますが、12/9まで耐震構造調査中でシートに覆われていました。三四郎池の正式名称は「育徳園心字池」、夏目漱石の名作『三四郎』の舞台になったので「三四郎池」と呼ばれるようになりました。本郷キャンパスは東京ディズニーリゾートと同じくらいの面積がありますが関東大震災で多くの校舎が倒壊したので内田祥三氏によりゴシック様式の統一的な校舎が建造されました。校章になっている銀杏、正門から入ったところの銀杏並木は黄金の輝きが美しく壮観‼︎キャンパス内も銀杏だらけですが銀杏の匂いは強烈なので11月終わり頃がオススメです。