国東半島のほぼ真ん中にそびえる両子山にある両子寺は滋賀県比叡山延暦寺を総本山とする天台宗のお寺です。九州西国観音霊場第6番札所九州36不動霊場第1番札所国東六郷満山巡り第13番札所となっています。今回の度は、1枚目の仁王門に立つこの国東最大級の石像仁王を見たくて計画しました。この寺は宇佐神宮の仁聞菩薩が開基されたもので、六郷満山の中では中山本寺山岳修行の根本道場にあたり、六郷満山の総持院として全山を統括してきたお寺さんです。4枚目護摩堂(本堂)には大聖不動明王が祀られ一番札所の御本尊でもあります御朱印を頂きながら色んな話をお聞きして、是非奥の院へお参りくださいとのすすめで、6.7枚目苔むした石段を登り着いた先8.9.10枚目奥の院本殿は足場がかけられ修復中でした。ここは山肌の中に本殿が作られていました。裏に洞窟があり霊水が湧出しているとの事で、暗い洞窟の中に入りましたが、柄杓はあるも何処からわいているのか分からずでした。😂この本堂には千手観音、両所大権現、宇佐八幡、仁聞菩薩が祀られ不老長寿子授け申子祈願の霊場として国内に知られているそうです。建物は杵築藩主松平侯の寄進によるものだそうです。申子子授け祈願で子宝にあやかりたい人は必ず夫婦同伴の上午の日に所定の決まり事に則りお参りする事になっているそうです。佐賀唐津からもご家族でお礼参りに来られた写真もありました。因みにその決まり事が大変なのです。子どもを産んだ32人の人から10センチ弱四方の端切れを貰い自分の布と合わせ計33枚の裏地付き底付きの袋を縫いその中に米一升3合3勺を分けて入れ12把の線香12本のローソクお酒一升をお供えして祈願を受けるようです。布袋が沢山供えられていましたがそれだったのですね。今分かりました😅写真撮り忘れました。😂祈願された方の思いが分かりますね。😊一番見たかった仁王像のお寺は子授けで有名なお寺さんでした。