JR深谷駅🚞渋沢栄一ゆかりの地埼玉県深谷市東京駅と深谷駅はそっくり!埼玉県民でない限り、この問題を出題されたらほとんどの人が「東京駅」と回答してしまうであろう意地悪な問題ですが、それくらい、東京駅と深谷駅は似ています。5枚目が深谷駅🚉6枚目が東京駅🚉並べて細かく比較すれば違いは分かりますが、パッと深谷駅だけの写真を見せられれば、「東京駅?」と思ってしまうほど似ている。東京駅のレンガは深谷のレンガだったミニ東京駅とも言われている深谷駅のこのデザインは、1996年の改築時に、東京駅の赤レンガ駅舎をモチーフにつくられたもの。深谷駅は本物のレンガではなく、コンクリートにレンガ風のタイルを貼ることで東京駅を模しているわけですが、そもそもなぜ東京駅のモチーフにこだわったのか。理由は大正時代にまで遡ります。深谷駅が東京駅に似ている理由、それは、大正時代に竣工した東京駅・丸の内口駅舎の建築時、深谷にある日本煉瓦製造で製造された煉瓦が、70キロ以上離れた東京駅まで鉄道輸送されて使われたという史実に因んでいます。つまり東京駅のレンガは深谷市のレンガだったわけです。なので、深谷市にはレンガでつくられた建物が非常に多いんです。そして、この日本煉瓦製造の設立に携わっていた人こそ、埼玉県深谷市出身の、日本資本主義の父といわれる渋沢栄一です。背景を紐解いていくと、色々なものが少しずつ繋がってくるのが分かってきます。繋がってくると言えば、この深谷駅と東京駅は、2015年3月14日に開業した上野東京ラインで、本当に一つの線で繋がりました。(東京~深谷は上野東京ラインで1時間26分)是非一度足を運んでみては如何でしょうか⁉️