原爆ドーム
広島市/その他
8月6日は広島にとっては平和を願う日です。77年前の朝8:15原爆投下されました。毎年その時間には防災無線からサイレンが鳴り1分間、黙祷。平和公園で行われる平和式典では平和の鐘が何度かつかれます。今日一日中広島のテレビ番組は戦争や被爆者さんの話のばかりです。夜になり原爆ドーム横の元安川で灯籠流しを行ってます。今年は数量限定で灯籠も少なかった。帰りに一蘭のラーメン980円を食べて帰りましたが、アプリに誕生日クーポンで替玉210円をサービスしてもらいました。お腹いっぱいです。
一度は必ず訪れるべき場所。広電を原爆ドーム前で降りると木々の中に徐々に姿を現す。整えられた垣根の中心に黙って建っているその全貌。散らばった瓦礫や不自然に曲がりくねった鉄の階段…私にはそのひとつひとつが胸に突き刺さるような感覚がありました。周りの建物や道路は近代的に変化をしてもここは風化させてはいけない。凄い衝撃的で、圧倒されました。初めて訪れた場所だったんですが、テレビや映画では見たことあったけど、本当に原爆の恐ろしさを痛感しました。その場所だけ、時間が止まっているかのようです。あんなに近くに原爆が落ちてあんなにしっかり残っていたこの建物は原爆の恐怖と戦争の無意味さを伝えるには十分すぎるくらいの傷を見せてくれます。75年は植物は何も生えないだろうと言われていたらしい。ぴったり75年目に当たる2020年。廻りは美しさに溢れた緑に囲まれていました。これは偏に悼みを背負って生きてきた広島県民の努力と愛の賜物だと思います。美しさが悲しさを引き立てるほど、戦争は悲しく意味の無い事だと沢山の人達の歴史が教えてくれました。