大浦塩田跡

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鹿児島 > 諸島・列島

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大浦塩田跡は大浦川の河口に広がる湿地帯にあり、種子島で初めて“塩田式の製塩”が始められたところです。それまでは“浜で海水を焚いて塩を取る方法”でしたが、量がたくさん取れないため塩が不足していました。“種子島の女島主”こと松寿院はこの塩不足を憂い、塩田開発に取り組みました。安政3(1856)年の調査でこの大浦川河口付近が塩田に最適であることがわかり、翌夏からこの地で製塩を始めました。最新の製塩法を導入し、さらに塩田の拡張工事を行なったので、大量に生産できるようになりました。その後、明治27年に塩田拡張のため大規模な埋め立て工事が行われましたが、資金に困り土地を売り渡してしまいました。しかしその後、平山の有志22名が土地を買取り、昭和9年に動力ポンプを取り付けた近代的な大塩田を完成させました。将来を期待されましたが、昭和27~28年頃になると塩の輸入が盛んになり、また塩の取引価格値段も下がり採算が取れなくなったため閉鎖となりました。これにより「種子島における塩田式製塩の歴史」に幕が降ろされたのです。

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「大浦塩田跡」の基本情報

名称

大浦塩田跡

カテゴリー

観光施設・名所巡り・文化史跡・遺跡

住所

鹿児島県熊毛郡南種子町平山

アクセス

(1)南種子町役場からから18分

駐車場

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