北海道・利尻島。稚内からフェリーで2時間半ほどの島は美しい自然の恵みにあふれています。フェリーが発着する鴛泊(おしどまり)の港のすぐ近くにあるペシ岬から見下ろす風景はまさに利尻の絶景でした。・地元では灯台山とも呼ばれるらしいペシ岬。こんもりとした丘に登れば利尻島の海と街と利尻富士も見渡せます。徒歩でしか行けない絶景スポットです。鴛泊のフェリーターミナルの隣に位置する漁港のあたりからペシ岬へ登る道があり、石がゴロゴロとした細い道を登ること15分ほどで頂上へ。登っている途中からすばらしい眺めでしたが、頂上にたどり着くと360°の美しいパノラマが広がっていました。南側にはフェリーターミナルや漁港、さらに奥には利尻富士。反対側はターコイズブルーの透き通る海と街並み…さらにその二つの海がわずかな陸地でつながる陸のくびれまで。地形のおもしろさも感じつつ、息を呑むブルーの絶景に心躍りました。ところどころ、ススキの穂が美しく、秋の訪れも感じました。・岬へ登る道は途中で分かれていて、私たちは急な最短ルートを選びましたが、もうひとつの道は少し緩やかに見えました(所要時間などはわかりません)。登りと頂上では誰にも遭遇しませんでしたが、下っているときに2組ほどとすれ違いました。遠くから眺めるペシ岬も綺麗でしたが、登るとさらに美しい島を実感。部分的にやや急な箇所もありますがスニーカーなどで気軽に歩いて登れる場所でした。利尻島で個人的に一番好きになった絶景ポイントです!