三百年の松(浜離宮恩賜庭園)
汐留/公園・庭園
浜離宮恩賜庭園のキバナコスモスは、久しぶりの散策。一部エリアで、見ごろです。台風の影響で、天候を見極め、ゲリラ豪雨通過後に来園しました。和傘の貸し出しがあり、4傘備えあり。黄色のビタミンカラーから、元気パワーを頂きました。他の色のコスモスも、少し咲いてます。
浜離宮とは、国の特別名勝、特別史跡にも選ばれている大名庭園です。特別名勝/特別史跡と二つ指定されてますが、これは金閣寺もそうですよ。代々徳川将軍家の鷹狩りの場所でありましたが、明治以降は皇室の離宮にもなった場所でもありますね。震災、戦火により建造物や樹木は損傷したらしいですが、それでも東京湾からの海水を引いた汐入の池は、希少価値のある庭園なのです。海水なので一般的なフナや鯉はいませんわよ。また六代将軍家宣の時代に植えられた、300年以上前の松は見応えがあり、迫力満点のですね。そして、当時の面影がある船の乗船場。「将軍お上がり場」が遺っているのが珍しいですね!江戸時代には隅田川の夏の花火もここから発着したらしいですよ。また何よりも幕府最後の15代将軍:慶喜公が幕末に、鳥羽伏見の戦いに敗れ、新撰組らと共に、大阪城から江戸城に逃げるように帰ってきた場所でもありますね。
潮入の池名称 (浜離宮恩賜庭園)
汐留/公園・庭園
徳川家の庭園であった浜離宮に初めて来ました。なんと言っても綺麗な日本庭園と高層ビル・マンションとのコントラストに驚きました。そして潮入の池は名前の通り海水のためボラやハゼが生息しています。また鷹狩りや鴨狩り(鴨場)がそのままに残っており、猟の様子が伺えました。さらに300年の松も圧巻です。茶屋もあるので、秋はのんびり散策にまた来たいと思います。都内に居ながら江戸時代の庭園と都心の摩天楼の融合を味わえるお薦めスポットです。
浜離宮庭園閉園時に、あやめに気づき、慌ててシャッターを押しました。正面入り口左側に咲いており、全く気づかずに、素通りするところでした。藤が見頃で、背景に赤いツツジで、とても色彩豊かなオアシス空間を満喫し、マイナーイオンもたっぷり!