乗鞍岳の登山のために畳平にやってきた。今夜はここで泊まる。魔王岳の登山道わきにはコマクサの群生が見られる。アルプスの女王をたっぷりと拝んだ。畳平へはほおのき平からシャトルバスで1時間弱。畳平は標高2700メートルで、ここから標高3026メートルの剣ヶ峰頂上を目指したり、時間がない場合はお花畑を一周して高山植物を楽しみながら散策もできます。天気が悪いと景色もよくありませんので、天気がいいことを祈るのみです。夏でも気温は20度を下回りますので、長袖などは必須です。環境保護の観点から、自家用車の乗り入れが厳しく禁止されています。長野県側は三本滝ゲート、岐阜県側は平湯峠ゲートで自家用車を降りなくてはいけませんので、観光客は朴ノ木平または乗鞍観光センターに車を止めてバスで来る人がほとんどです。畳平は下界(バス乗り場)より1000mほど、平地より2500mほど標高が高いため、真夏なら快適な気温、それ以外の季節ではほぼ冬のような気温ですからしっかり防寒対策をとってきたほうが良いでしょう。私は自転車派なので、初夏(乗鞍スカイライン開通直後)か紅葉の季節(9月末)に来るようにしています。初夏は畳平まで雪の壁を見ることができますし、紅葉の季節はエコーライン側で見事な紅葉を見ることができますので、この2つの季節が見ごろかと思います。畳平にはドライブインやお土産屋さん、神社等がありちょっとした観光地です。一部の方は池やお花畑の散策、多くの方はさらに奥の乗鞍岳登山を目的に来られるようです。