下総小金中野牧跡(捕込)

-
千葉 > 鎌ヶ谷・白井・印西

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

江戸幕府が軍馬需要をまかなうため、直轄して設置した小金牧の1つの中野牧の遺構である。捕込は、野馬を追い込み、捕らえて選別する施設である。捕えられた野馬のうち、三歳馬は乗用に養成されたり、周辺の住民の労働力を荷うものとして払い下げられた。それ以外の馬は再び野に放されたが、この年に生まれた当歳馬については他の牧の馬と区別するための焼印が尻に押された。焼印は牧ごとに印が決まっており、中野牧は千鳥の印であった。なお、野馬の売払い金は少ないながらも幕府の安定した収入となった。年に1回行われた野馬捕りでここに野馬を追い込むのは、周囲の村々から集められた勢子の仕事であった。野馬捕りの様子は勇壮だったようで、江戸からも多くの見物客が訪れる重要な年中行事であった。中野牧の捕込は、小金牧の中で唯一現存しており、「捕込」「溜込」「払込」の三区画からなっている。捕込と溜込の二区画は土手の一部が失われているが、払込の区画は良好に残存している。江戸幕府の軍事力を支えた軍馬生産を知る上で重要であることから、平成19年2月6日に国史跡に指定された。

新型コロナウイルスの影響により、最新の情報ではない可能性もあります。お出かけ前に最新の公式情報を、必ずご確認下さい。

「下総小金中野牧跡(捕込)」の基本情報

名称

下総小金中野牧跡(捕込)

カテゴリー

その他・その他

住所

千葉県鎌ケ谷市東中沢2-1

アクセス

(1)北初富駅から徒歩で5分((新京成線 北初富駅))

駐車場

「下総小金中野牧跡(捕込)」周辺のレジャー・観光スポット

もっと見る

「下総小金中野牧跡(捕込)」周辺のお店・レストラン

もっと見る

「下総小金中野牧跡(捕込)」周辺のチラシ・ショッピング施設

この施設のオーナー様はこちら

おでかけメディア「aumo」を運営するアウモ株式会社では、施設のおすすめポイントやメニューなどを魅力的に紹介する施設ページの開設ならびに記事執筆を行なっております。 また、SNS運用のサポートも行なっておりますので、WebやSNSでの集客に関するお悩みなど、お気軽にご相談くださいませ。詳しくはこちら