インターメディアテク
丸の内/その他
開館十周年を記念して東京大学総合研究博物館とヴァンクリーフ&アーペルが支援する「レコールジュエリーと宝飾芸術の学校」共同で鳥をモチーフとした宝飾芸術や鳥の剥製標本、スケッチなどの特別展示『極楽鳥』が5月7日まで開催されています。(入場無料)夜の鳥から昼の鳥、ファンタジーの鳥へアートとサイエンスの空間が演出されていました。
東京駅近くにある”インターメディアテク(IMT)”IMTは東京大学が、1877年の開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料などの常設展や、最先端科学の成果や各種表現メディアにおけるユニークな創造を常設展示の世界観と融合させる特別展が、開催されているミュージアム。昭和モダニズムを感じられる重厚な空間では骨格標本や、鉱物や剥製のコレクション、実験器具などまるでアート作品のように配置され、無料で公開されている。一歩足を踏み入れると旧郵便局舎の木製床、東大で使われていた戦前木製什器を再利用されたアンティーク家具の重厚感と19世紀にタイムスリップしたような異空間は何度訪れても大人でもワクワク、ドキドキする。小さなカエルの骨から、体長5mにもおよぶマサイキリンやクジラの骨まで、まるで生きているかのような生き物の気配を感じことができる。圧倒的な標本や剥製を観察し、奥へと引き込まれるように進むと、ギメ・ルーム『驚異の小部屋』の空間が現れる、自然史から文化史までの選りすぐりの学術標本コレクションが収められている空間は展示ケースも美しく、空間デザイン、展示も勉強になる。おすすめ東京散策スポットです。