ここは秋田県象潟にあるお寺の山門。一枚目は寺の池で水を飲む猫。二枚目が山門です。後で調べると、とても歴史が古いお寺でした。853年の開創、皇后山千満珠寺の号を持っています。また「奥の細道」の最北の地が象潟。その奥の細道の中に千満珠寺は出てきます。芭蕉はこの地で、「象潟や雨に西施がねぶの花」(雨にけむる象潟は、あたかも瞼を閉じた西施ように美しい)と俳句を詠んでいます。芭蕉が訪れた頃、ここは「九十九島(つくもしま)」海にいくつもの島が浮かんでいた。東の松島、西の象潟と称される、素晴らしい景観だったそうです。今も田植えが近づいた頃に道の駅象潟の展望室から、昔の景観を少し垣間見る事が出来ます。〒018-0122秋田県にかほ市象潟町象潟島2山分け