神様が現れた場所だと言われる「岩戸宮」。厳重に閉じられた扉の奥には、奥行きが6mほどあり、畳3帖ほどの広い空間があります。この場所は、海の神様に繋がる道だといわれており、こちらの場所から直線で繋ぐと、櫻井神社の宇良宮(うらのみや)である「二見ヶ浦/ふたみがうら」(伊弉諾命(いざなぎのみこと)と、伊弉冉命(いざなみのみこと)をお祀りしている)が存在しています。年に1度、7月2日の朝4時より、岩戸宮が開かれる神事が行われます。その日は平日・休日関わらず朝の4時には、境内は人で埋め尽くされます。この例大祭に来られた方は「非常に良いことがあった」と言われる方がとても多いそうで、神様からパワーを頂くため、わざわざ関東関西など遠方から「この日のために」と訪れる方もいらっしゃるのだそうです。